私たちが生きていく上で欠かせないものの一つ、水。
なぜ人間にとって水、水分は必要なのでしょうか?
それは皆さんもご存じの通り人を構成している成分のうち水分が大半を占めているからに他ならないのです。
人間の体は約50〜60%が水分で構成されており、水分は私たちの生命活動を支える中心的な役割を果たしています。
昨今の地球温暖化による暑い夏には、水分不足を引き起こすことも多くなり熱中症になる方も増えてきました。
体の水分が約2%程度不足すると喉が渇き体の動きが悪くなるといわれています。これが軽度の脱水症状です。さらに脱水症状が進むと、頭痛やめまいなどの症状がみられるようになります。
さらに10%以上の水分が不足すると死亡してしまう危険性もあるのです。
また水分不足により血液の水分も失われ、血液がドロドロになることにより血管が詰まりやすくなってしまいます。これにより脳卒中や心筋梗塞を引き起こしやすくなってしまいます。
以上のことからも分かるように、水は人間にとって生命を維持し、健康を保つために必要不可欠なのです。
一般的に成人は1日に約1.2リットル程度の水分を飲み物で補給することが望ましいとされています。
ただし、気候、活動量、健康状態によって必要量は異なりますので体の状況に応じて適切な水分補給を心がけましょう。